立山黒部アルペンルート(2日目)
2日目の今日は、黒部渓谷トロッコ列車を楽しんでから、立山黒部アルペンルートに移動することになってます。
かなりな強行スケジュールですね~。
朝食は6時から、ホテル出発は7時です。
二日酔いもなく、バイキング好きのモモ夫婦は朝からしっかりと食べます!
部屋の窓から見た富山市内。
雨こそ降っていませんが、雲だらけ。
トホホ~(T_T)
ロビーのシャンデリアが面白いです。
まさか大酒飲みのオーナーが酒のボトルで自作したとか?(^^;)
黒部渓谷鉄道の始発駅「宇奈月駅」です。
ここから釣鐘駅まで片道1時間ちょっと乗車し、折り返してまた宇奈月駅に戻ります。
トロッコ列車は黒部第4ダム建設の際に資材を運ぶために造られた鉄道で、その後観光用として使われています。
機関車を2台連結して、急勾配を登ります。
車両は遊園地のお猿の電車?を2まわりほど大きくしたような感じで、窓もなにもありません。
追加料金で窓付き車両もありましたが、ほとんどの方はこちらの車両に乗ってました。
やっぱりダイレクトに自然を感じたいですよね~。
このトロッコ列車は黒部川に沿って登って行くんですが、川の色がエメラルドグリーンというか、見たことのない色をしていました。
動画も録ったんですが、まるで「世界の車窓から」でした(^^;)
終点の釣鐘駅には「黒部万年雪」がありますが・・・
土や枯葉?をかぶっていて、まっ黒でした(*_*)
ユニクロの派手なダウンジャケットで失礼しま~す(^_^)v
コンパクトに収納できて、山に旅行に大活躍!これで3,980円は安い!!
トロッコ列車、なかなか面白かったです。
さて、ここからツアーバスで立山に向かいます。
立山黒部アルペンルートはケーブルカーやトロリーバスなど、6つの乗物に乗り換えて、北アルプスを横断します。
立山から終点の扇沢まで5~6時間かかります。
ケーブルカーが動き出して、いきなり霧の中・・・何も見えません。
美女平から室堂までは高原バスで50分。
バスの窓から見えるのは・・・やっぱり何も見えません。
「いったいどこに何しに行ってんだ~??」
そんな霧の中でも、高度があがるにつれて、すごい積雪であることがわかります。
しばらくバスにゆられ、急に明るくなったと思ったら・・・
雲を突き抜けるとそこは別世界!
振り向くと雲海!
あまりに突然のことで、感動感動感動感動感動感動!(^^)!!(^^)!!(^^)!
サングラスの下でちょっとウルウルしてましたね~。
直前まで今日は何も見えないだろうと思っていただけに、いきなりのご褒美に感動!
私は夢を見てるのか・・・。
奥さんの後ろに見えるのは剣岳とか3,000m級の立山連峰です。
室堂から大観峰までは立山連峰を突き抜ける立山トンネルをトロリーバスで10分。
大観峰から黒部平まではロープウェイで7分。
さらに、黒部平から黒部湖までは地下ケーブルカーで5分。
地下ケーブルカーの職員さんが言ってましたが、昨日までの5日間は雨や霧で視界がまったくきかなかったとのこと。
1日でもずれていたら、こんな素晴らしい別世界に会えなかったんですね~。
黒部湖から黒部ダムまでは徒歩で15分ほどです。
なぜか子供の頃から映画やドラマの影響?で「クロヨンダム」のことが気になり、自分の目で一度は見たいと思っていました。
ただ今回は残念ながら展望所が閉鎖中で、雄大なダムの全容を見ることができませんでした。
上から下をのぞき込んだだけで、いつかリベンジをしたいです。
黒部ダムからはトンネルトロリーバスに16分乗り、終点の扇沢で再びツアーバスに乗って、今日の宿泊地、長野県の大町温泉郷に向かいます。
それにしても、色々な乗物に乗り継いでのアルペンルートは素晴らしい。
さらに感心したのは、低公害バスとか支柱が1本もないロープウェイだとか、自然に与えるダメージを最小限にしようとしていることです。
こういう厳しい自然の中に、これだけの乗物やダムを造ってしまう人間の力も凄い。
大町温泉郷は山間にあって、大きなホテルや旅館があるものの、あんまり活気が・・・。
道を歩いていても、車や人の姿をまったく見ませんでしたから。
部屋の冷蔵庫を開けてみるとビールが840円!
コストパフォーマンス重視のモモ夫婦は、美味しい料理やお酒には、それなりのお金を払っても惜しくないですが、普通のビールに840円は払いたくはありません。
旅館の近くで真面目で気の弱そうな中学生の男の子を見つけ(^^;)、夫婦で取り囲んで?近くにお店がないか聞き出しました。
真面目で気の弱そうな彼の話では、ちょっと離れた所に1軒あるようです。
夕食まであまり時間がないので、二人で小走りで買い出しに♪。
お店はあったものの、閉まっていました。
自販機のビールを購入し、近くの地酒専門店で「にごり酒」とつまみを買いました。
夕食後に部屋で飲んだこの地酒はすばらしくうまかった。
今日はほんとうに長い1日でした。
でも、
「生涯で一番感動した世界に出会え、その世界の中に自分がいたことを実感できた夢のような1日」でした。
初めて動画を貼り付けてみました(^_^)v
「世界の車窓から」からのメロディー♪を思い浮かべて、ご覧下さい(^^;)
現実(仕事)に戻りたくないな~。
でもまた旅行に行きたいし~。
やっぱり真面目に仕事することにします。
次の旅行を楽しみに・・・。
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コメント
ホゥホゥ〜
よかですな〜
立山黒部!死ぬまでに一度行きたいと思ってますが、そんなにいいですか
やっぱり九州と全然違う風景でしょうね〜いいなあ。お金と時間があったら、近くまでフェリー&バイクで行って、それから乗り物三昧っていうのもいいでしょうね〜
投稿: ヒロシ | 2010年6月 3日 (木) 20時20分
ヒロシさん
記事作成中にコメント頂いたようで・・・。
誤字脱字を直し、やっと記事が完成しました。
いや~6種類の乗物で楽しむなんて他にないでしょ?
苦労して飛行機に乗ったかいがありましたよ(笑)。
それにしても、地酒はうまかった~。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 3日 (木) 21時47分
さっきは携帯で見てたので気づきませんでした、動画が貼り付けてあるじゃないですか~!
エメラルド色の湖(?)、キレイですね。雲仙の小地獄温泉を思い出しました(笑
死ぬまでに一度!必ず行ってみたいと思います。それにしても、モモさんあっちこっち旅行に行ってますね~
投稿: ヒロシ | 2010年6月 3日 (木) 22時34分
トロッコ列車はまさに「世界の車窓から」ですね。
メロディーが聞こえてきました。ヨーロッパみたいだ!
私の悲壮感の漂うバイク旅とはレベルが違ってチョッと悔しいです(^^;
そして、感動の雲海。素晴らしい!ウルウル分かりますよ~。
お二人にとって、忘れられない感動の1日になりましたね。
投稿: run | 2010年6月 3日 (木) 23時51分
ヒロシさん
連張り、ありがとうございます(笑)。
黒部湖ですが、ほんとキレイな色をしています。
このあたりは、湖だけでなく、川の色もエメラルドグリーンというかコバルトブルーというか・・。
なんでだろう?
モモ夫婦は老後のことも考えずに遊んでます。
お金貸して下さい(笑)。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 3日 (木) 23時54分
runさん
ほんと忘れられない旅行となりました。
昨年は美術館を目的に、京都や岡山にフラフラ行きましたが、もし雨でもそれなりに楽しかったでしょう。
でも、山だけは天気に大きく左右されますもんね~。
私はrunさんのバイクライフがすごく羨ましいです。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 3日 (木) 23時58分
こんにちは
良かった良かった、本当に良かった。
読み進んでいくと気持ちが落ち込んできましたが、
私も感動しました!!
素晴らしい景色に乾杯!!!!??
投稿: vehicles | 2010年6月 4日 (金) 11時09分
vehiclesさん
ありがとうございます。
山の天気は変わりやすいですから、ほんとうにラッキーでした。
直前まで視界ゼロのまっ白な世界でしたから、喜びも大きかったです。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 4日 (金) 12時38分
この辺は感動ですね。
いいな。 いい観光をしましたね。
何時かは行こうと思ってます。
うちも子供が独立したら旅にでたい。。
でも女房じゃなかったりして^^;
投稿: アパッチ | 2010年6月 4日 (金) 13時07分
アパッチさん
2泊3日の旅行でしたが、室堂で過ごした時間がすべてだったような気がします。
人間なんて、とんでもなく小さいな~と感じ、すごいことをする(造る)な~とも感じました。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 4日 (金) 17時34分
真面目で気の弱そうな中学生の男の子を夫婦2人でカツアゲしたって話しですね(^^
それにしても絶景に出会えて良かったですね。ああいう景色を肉眼で見てみたいものです!
投稿: tuty | 2010年6月 6日 (日) 17時05分
tutyさん
たぶん真面目で気の弱そうな中学生は、親に言いつけてるでしょうね(笑)。
自分でもあれほど感動するとは思いませんでした。
それぐらい雄大で素晴らしい所でした。
投稿: 博多のモモ | 2010年6月 7日 (月) 11時00分