さようなら

昨日、Ｓ君が亡くなった。

以前の職場で３年間一緒に仕事をした同僚だった。

健康に不安のあった君に何度も病院に行くように勧めていたのに、いつも笑ってはぐらかしてばかり。

私とは性格も趣味も違っているのに、不思議と馬が合った。

仕事のことでも、年下の君にずいぶんと助けてもらいました。

先日も業務のことで質問し、後日詳しく教えてもらったばかりでした。

その電話での味気ない仕事の話が最後に交わした言葉になった。

頭が良くて、仕事もできて、それでもまわりに流されることなく、自分の考えを主張できる君が少々羨ましかった。

いままで本当にありがとう。

あまりに突然で考えがまとまらないけど、どうしても文章に残しておきたかった。

それにしても、まさか君の葬儀に行くことになるなんて。

もう２度とつながることのないあなたの携帯番号を削除しました。

電話帳のあなたの名前を見るたびに辛くなりそうで。

ほんとに残念です。

心からご冥福をお祈りしています。