カフェ&シュガー(マン)
我が家はみんなカフェ好き。
地元の新聞に福岡のカフェにまつわる話が連載されていて、切り抜いてスクラップしていました。
その中から今回選んだのは、福岡市中央区赤坂にある「珈琲美美(びみ)」。
ここは1階が焙煎室で2階が喫茶スペースになっています。
店主の森光宗男さんは高校卒業後にハワイに渡り、帰国後は東京・吉祥寺にある自家焙煎の草分け的な名店「もか珈琲店」に入店。コーヒーの鬼と称された標交紀(しめぎゆきとし)氏の元で修行します。その森光さん、各地の喫茶店で数千杯のコーヒーを飲んだところ、心から感動したのはわずか3杯だけだったそうです。その3杯のコーヒーがいずれも三角帽の形をしたネル(綿生地)のフィルターを使っていたので、このやり方を習得。現在もこのやり方でコーヒーをいれています。ちなみに理想の一杯を作れるのは年に1度か2度。それが飲めるかどうかは一期一会だとか(新聞記事より抜粋)。
私は中味、奥さんは淡味のコーヒー。次女はカフェオーレのホット。
うま~い。
味音痴の私でも酸味と苦みのバランスが素晴らしいのがわかります。
口の中でじっくりと味わいながら頂きました。
フルーツケーキを一皿頼みましたが、甘いものを食べながら飲むとコーヒーの苦味と酸味が強調されてさらに美味しかった。
お店も落ち着ける雰囲気で、街中にあるとは思えない静かな空間でした。
市中心部に移動し、次女と別れて奥さんとKBCシネマへ。
ここは話題の大作や有名な俳優が出演するような作品は上映しませんが、地味ながら素晴らしい作品を取り上げる映画館。
暗くて重い内容の映画が好きなモモ夫婦にはピッタリ(笑)。
今回は「シュガーマン 奇跡に愛された男」です。
今年度のアカデミー賞「長編ドキュメンタリー映画賞」を受賞した作品です。
前回の記事でこの映画のサウンドトラックCDを紹介しましたが、興味のある方は幻のシンガーと言われる主人公「ロドリゲス」を音でも堪能して下さい。
素晴らしいドキュメンタリー作品でした。
多くの人の努力が数珠繋ぎとなって、忘れ去られていたシンガーが再びステージに上がるまでのドキュメンタリー。
ほんとに奇跡だ!
さらに驚くのは,有名になると再び音楽の世界で一儲けなんて思いそうですが(私なら絶対にそうです)、相変わらずデトロイトの古い家に住み、重労働な仕事を続けているらしい。
ほんとロドリゲスさんはぶれない人ですね~。
印象的なのは,映画に登場する3人の娘さんが「父を誇りに思っています」とコメントするところ。
家族に誇りにされる父(夫)なんて・・・。
好きなことばっかりしている私はダメですね(笑)。
最後はすごく暖かい気持ちになれた映画でした。
今回の記事が第200号!(パチパチ)。
ぐ~たらやっていてるようで、200もの記事を書いたんですね~。
私が一番ビックリしています。
皆さん、これからもよろしくお願いします。
ネタ作りのためにも、色々と遊びのお誘い待ってますよ!
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コメント
私も仕事で出かけると客先へ行く前に時間合わせでカフェ。 仕事終わると一息にカフェです。
昔の喫茶と違い軽く入れますし値段も安いのでよく利用するようになりました。
最近はMACも大人の雰囲気になって利用します。
この前、博多の天神から駅まで2往復位歩きましたが素敵なところがいっぱいでした。
投稿: アパッチ | 2013年5月11日 (土) 19時28分
アパッチさん
お仕事柄、時間調整にカフェに行かれることが多いでしょうね。
全国で仕事されているアパッチさん、各地のカフェに行くチャンスがあるでしょうから、ちょっと勉強して有名な?ご当地カフェに行かれて下さい。
すぐ近くのマックが最近改装してマックカフェになりましたが、若者のたまり場みたいです(笑)。
投稿: 博多のモモ | 2013年5月12日 (日) 11時43分