同じことの繰り返し(T . T)
「下関海響マラソン2016」を走ってきました。
フィニッシュはしたものの、今回も情けない内容のレースとなりました。
自分に対し反省を込めた?ダラダラと長い記事ですので、興味のない方はスルーして下さいませ。
【大会当日トホホ編】
前日から小倉に前泊。寝ている奥さんを部屋に残し、早朝のJRで山口県下関駅に向かいます。下関駅から会場までは歩いて15分ほど。そそくさと着替え、軽くストレッチなんかをしてスタートブロックに並びます。
8時30分、号砲と花火で1万人のランナーが一斉にスタートします。前半は海沿いのフラットなコース。余裕を持ったペースで走ります。関門海峡に浮かぶ船を眺めたり、近くを走っているカップルの会話に耳をかたむけたり(笑)。天気は暑すぎず、日陰が多くて走りやすい。沿道の子供達とハイタッチなんかをしながらハーフ地点を過ぎます。ハーフマラソンの時より1㎞あたり40秒ほど遅いペースでしたから、余裕です。このペースでも4時間30分〜40分ぐらいでゴールできるかなといった感じ。25㎞を過ぎて少し太ももが張ってきましたが、ま〜想定内。ところが・・30㎞を過ぎたあたりから急に左膝に痛みが出だし、給水の時にストレッチをしたりしながら走ります。
しかし・・・痛みは酷くなるばかりで、とうとう歩き始めました。走ろうとしますが、20mほど走るだけで痛くなり、また歩くの繰り返し。このあたりになると歩き始めるランナーも多くなります。沿道の熱い応援を受けながら、親父ランナーは俯いてフィニッシュを目指します。フィニッシュする時ぐらいは走ろうと思いましたが、左膝が許してくれず、トボトボと歩いてフィニッシュ(涙)。
【原因究明編】
①身体的にはO脚なんで膝の故障が出やすいかも。
②10月の月間走行距離は160㎞。やっぱり200㎞から250㎞は走らないと。
③故障が多いのに、筋トレやストレッチは適当だ。ぐーたら万歳(笑)。
④ランニングフォームがダメ。足の筋肉を使わずに身体を前傾して体幹で走らないといけないのに。
⑤普段は10㎞程度のランニングが中心。週に1度は20〜25㎞を走って距離の不安をなくさないと。20㎞〜25㎞まではなんてことないのに、それから先は別人のようにダメになるの繰り返しです。
【対策編】
はたして、57歳の親父ランナーに対策があるかどうか??
①やっぱり歳をとったら筋トレやストレッチが最重要かも。色々なスポーツをやってきて、色々な故障を経験した親父には身体のケアが必要。今回のレース中にお見かけした70代ぐらいの女性ランナー。 体を右に大きく傾け、足の運びも不自然なランニングフォーム。どこか障がいをお持ちかもしれませんが、膝の痛みぐらいで落ち込む自分が恥ずかしかった。そんな素晴らしい「先輩ランナー」を何人もお見かけしました。
②昨日、TSUTAYAで本を読んでいたら気になる記事が。「膝外側の痛み(腸頸靭帯炎)は痛みの場所は膝だが、原因はお尻の筋肉が張ることにより靭帯が引っ張られるのが原因。お尻の筋肉のストレッチが大切」。確かに給水の時にお尻や太ももの裏を触るとかなり硬くなっています。ちなみに腸頸靭帯とはお尻から膝の外側を通り、ふくらはぎまで達する長い靭帯です。
【その他】
①今回初めて出場した下関海響マラソンですが、素晴らしい大会でした。事前にゼッケン、計測チップ、参加賞などが送られきているので、当日の受付不要でスムーズにスタートできます。
②海沿いを走るこの大会。眺めは最高です。周防灘と響灘の2つの海を楽しめます。ただし、楽しめるのも前半だけのこと。後半はとんでもないアップダウンの繰り返し。かなりタフなコースです。
③やっぱり駅から近い、スタート&フィニッシュ地点が同じっていうのは便利です。この点では地元の福岡マラソンは都心からスタートするものの、フィニッシュ地点がかなり郊外になるために、レース後に帰宅するのが大変。途中で折り返して、福岡ヤフオクドームでフィニッシュみたいなコースなら最高ですが・・。そのためか?年々エントリーの倍率も下がっているらしい。
【・・んで、これから】
①毎度のように、こんな結果になりましたが、大会に出るたびにマラソンが大好きになっていきます。多くのスタッフとボランティア、沿道の応援。他者との競争ではなく、自分との勝負。こりゃ〜やめられないな〜。
②次回は2月の北九州マラソン。親父ランナーがやるべきこともわかったし、走って笑顔でフィニッシュできるように頑張ります。ほんとこんな結果でも、走ることが好きでたまらない自分がちょっと不思議(笑)。
フィニッシュ後はまるで敗戦処理に出てきた投手が試合終了を迎えたような?残念な気持ちばかりでしたが、2日後の今は走りたい気持ちでいっぱいです。ただ、膝の痛みが癒えるまで1週間ほどは大人しくしていようと思っています。
来週の日曜日は「福岡マラソン2016」です。スーパーランナーのMくんが出場。足を痛めてベストコンディションではないようですが、100%の力を出し切って頑張って欲しい。彼ほどのランナーなら自分を抑えて走ることは逆に大変かも。
レース中のランナーの位置を知るための「応援ナビ」というアプリがありますが、娘たちが逐一奥さんにメールで教えてくれたようです。ありがとう。奥さんは未だにガラケーなんで(笑)。
【写真館】
撮影はすべて奥さん。
ゴール手前でお手上げ〜なポーズ。
奥さんの第一声は「えっ、歩きよると?」(笑)。
完走のメダルを手にしながら・・。我ながら情けない顔ですね〜。
今年の父の日に次女からもらったお気に入りのウエアー。
この勝負服?を着て笑顔で快走のはずだったのですが・・。
ちなみにこのメダルは3番目の孫娘(10ヶ月)にあげました。
口にくわえて遊んでます。
タンスにはフィニッシャーズ・タオルと参加賞のTシャツがあふれかえってます(笑)。
しっかり走りきって「趣味はマラソンです」と堂々と言えるようになりたい。
今は「健康のために走ってます」というレベルですね。
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