北九州はDNF

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DNFとは「DO NOT FINISH」のこと。
陸上競技でいう途中棄権のことです。
2月19日に行われた北九州マラソン2017でとうとうやっちまいました。
途中棄権(涙)。


前日から小倉のホテルに泊まりこみ、マラソン当日を迎えます。スタート時の気温7度。日中の予想最高気温は14度。
雲ひとつない快晴、風もなく絶好のマラソン日和。
9:00スタート。ガラガラ声(風邪?)の有森裕子さんの応援を受けながら1万人のランナーが走りだします。
いつものJOGよりもさらにゆっくりペースで走り始めます。
微妙なアップダウンはありますが、北九州の街を眺め、沿道の応援に手を振り、ちびっ子とハイタッチなんかをしながら走ります。


それは突然でした。
18キロを過ぎたあたりで左太ももの外側が痛くなり、やっぱり・・左膝外側も痛みだし・・。
持病の腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)。通称ランナーズニー。
ストレッチをしますが、10m走れば痛くて止まるの繰り返し。
20キロ地点であえなく棄権です。


たまたま20キロ地点とフィニッシュ地点は近くで、トボトボと歩いて、荷物を預けている会場へ。
この頃にはフィニッシュしたトップランナーもおり、会場は完走者の証のメダルをぶら下げたランナーと途中棄権したランナーが混在。
また、会場内には多くのボランティア女子高生がおり、完走者には元気な声で「おめでとうございます」と声かけしていました。
メダルのない私には「お疲れさまでした」(笑)。
どういう風に声をかけるかちゃんと指導されてるんですね。


たいして汗もかいてませんが、着替えます。 途中棄権の残念なランナーたちを見ると、失礼ながら同世代のメタボなオヤジばかりでどう見てもフルの完走は無理だろうなって感じ。
ま〜その中に私もいるんですけどね。
ほんと、重苦しい雰囲気でしたね。
お互い、頑張りましたねってわけでもなく、ただただ俯くばかり。
「落伍者の集い」(悲)。
この時の惨めな気持ちは一生忘れられないかも。


家内が応援のためフィニッシュ時間あたりに到着するはずだったので、「途中棄権してしまった」とメール。すると次女から「えっ、みんなで電車で向かってる」と返信。

サプライズで家内、長女、次女、孫×3人の応援団がこちらに向かってるらしい。
結局、フィニッシュ地点の小倉駅に来てもしょうがないので、黒崎駅で待ち合わせすることに。
そんなこんなで、この日はとてもとても残念で寂しい1日でした。



【雑記1】
5回目のフルマラソン。未だ歩かずに完走したことはなく、今回はとうとう途中棄権に。思い返すとこんな結果になることを薄々感じていましたね。マラソンに向けた練習(長距離のペース走や30㎞走など)をやったのは1回目のマラソンの時だけでした。その時は残念ながら直前の肉離れで満足な走りはできませんでした。それ以降のマラソンも脱水症状でふくらはぎが痙攣したり、フィニッシュ後に搬送されたり(脱水、左膝痛)。昨年11月のマラソンでは今回と同じ左膝が悲鳴をあげ、35㎞以降は歩いたし。


ランニングによる障害(痛み)は色々と経験しましたが、この腸脛靭帯炎はなかなか治りません。もちろん、そのために筋トレが重要なのはわかってますが、グータラな私はほとんどしないんですよね。走って汗をかくことは大好きなんですが、そういう地味(でも大事)なことはやりたくない人間なんです。そういうこともあり、4回目にして初めて当選したこの大会に対しても、どうせまた膝が痛くなるだろうしと自暴自棄な気持ちとゆっくり走れば膝がもつかもしれないなどの甘い考え。そんなんで全くモチベーションが上がることもなく、特別な練習をすることもなくいつも10〜15㎞程度のJOGを繰り返すばかりの毎日。前日のホテルでもいつものようにビールを飲み・・・。ほんと、「なにがなんでも(完走)」なんて気持ちが全くなかった。自分でもなんでこんなに気持ちが盛り上がらないんだろうと思う日々でした。ただこれだけ失敗続きだと「どうせ、また・・」と思ってしまいますね。日々の練習でも左膝の痛みが出たり出なかったりで、どうすればいいの?なにがいけないの?挙句の果てに家内から「どうしてもフルじゃないとダメなの?」と言われる始末。私の足を心配して言ってくれるんでしょうけど、情けなくなりますね。来月にはハーフマラソンに出る予定ですが、今はランニングシューズに足を入れる気もおきません。それでもやっぱり走ることが好きなので、走り続けますよ。



【雑記2】
快走ランナーのM君やH君はいつものように見事な走りで完走。同僚のY君(初マラソン?)も素晴らしい走りだったようです。同日行われた熊本城マラソンに出たM君も自己ベスト更新の走りだったようです。30代〜40代の連中はやればやるだけ早くなり楽しいでしょうね。



【雑記3】
お隣の同世代の奥さん。今回が2回目のマラソンでしたが、見事な走りで初めての完走。前回のマラソンではゴール直前で意識を失って搬送されてました。ちなみにその大会では私もゴール後に搬送され、お隣どうしで病院に運ばれるという苦い経験。家内がお祝いのメールを出したら、フィニッシュ後に嬉しくて涙が出たとのこと。おめでとうございます。私が涙を流す日が来るのでしょうか。



【写真館】
前日、小倉の街をブラブラしながら、受付会場へ。
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小倉城近く、市役所前がスタート地点。
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わざわざ駆けつけた「サプライズ私設応援団」。Img_1922


応援することもなく(必要もなくなり)、黒崎で遊びます。
ジージはお疲れモード。途中棄権のくせに(笑)。
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3人の孫はみんな電車が大好き。
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1万人のランナーが駆け抜けた早春の北九州の街。
完走率は90%だったらしい。
私は「駆け抜けなかった10%のランナー」になってしまいました。
途切れることのなかった25万人の応援。
半分しか走れなかった私が言うのもおこがましいですが、素晴らしい大会でした。
また戻ってきたい大会です。
その時はフィニッシュ後に涙を流したい。

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同じことの繰り返し(T . T)

「下関海響マラソン2016」を走ってきました。
フィニッシュはしたものの、今回も情けない内容のレースとなりました。
自分に対し反省を込めた?ダラダラと長い記事ですので、興味のない方はスルーして下さいませ。



【大会当日トホホ編】
前日から小倉に前泊。寝ている奥さんを部屋に残し、早朝のJRで山口県下関駅に向かいます。下関駅から会場までは歩いて15分ほど。そそくさと着替え、軽くストレッチなんかをしてスタートブロックに並びます。

8時30分、号砲と花火で1万人のランナーが一斉にスタートします。前半は海沿いのフラットなコース。余裕を持ったペースで走ります。関門海峡に浮かぶ船を眺めたり、近くを走っているカップルの会話に耳をかたむけたり(笑)。天気は暑すぎず、日陰が多くて走りやすい。沿道の子供達とハイタッチなんかをしながらハーフ地点を過ぎます。ハーフマラソンの時より1㎞あたり40秒ほど遅いペースでしたから、余裕です。このペースでも4時間30分〜40分ぐらいでゴールできるかなといった感じ。25㎞を過ぎて少し太ももが張ってきましたが、ま〜想定内。ところが・・30㎞を過ぎたあたりから急に左膝に痛みが出だし、給水の時にストレッチをしたりしながら走ります。

しかし・・・痛みは酷くなるばかりで、とうとう歩き始めました。走ろうとしますが、20mほど走るだけで痛くなり、また歩くの繰り返し。このあたりになると歩き始めるランナーも多くなります。沿道の熱い応援を受けながら、親父ランナーは俯いてフィニッシュを目指します。フィニッシュする時ぐらいは走ろうと思いましたが、左膝が許してくれず、トボトボと歩いてフィニッシュ(涙)。



【原因究明編】

色々あるんですけど、歳のせいにはしたくないです(笑)。
①身体的にはO脚なんで膝の故障が出やすいかも。
②10月の月間走行距離は160㎞。やっぱり200㎞から250㎞は走らないと。
③故障が多いのに、筋トレやストレッチは適当だ。ぐーたら万歳(笑)。
④ランニングフォームがダメ。足の筋肉を使わずに身体を前傾して体幹で走らないといけないのに。
⑤普段は10㎞程度のランニングが中心。週に1度は20〜25㎞を走って距離の不安をなくさないと。20㎞〜25㎞まではなんてことないのに、それから先は別人のようにダメになるの繰り返しです。



【対策編】
はたして、57歳の親父ランナーに対策があるかどうか??

①やっぱり歳をとったら筋トレやストレッチが最重要かも。色々なスポーツをやってきて、色々な故障を経験した親父には身体のケアが必要。今回のレース中にお見かけした70代ぐらいの女性ランナー。 体を右に大きく傾け、足の運びも不自然なランニングフォーム。どこか障がいをお持ちかもしれませんが、膝の痛みぐらいで落ち込む自分が恥ずかしかった。そんな素晴らしい「先輩ランナー」を何人もお見かけしました。
②昨日、TSUTAYAで本を読んでいたら気になる記事が。「膝外側の痛み(腸頸靭帯炎)は痛みの場所は膝だが、原因はお尻の筋肉が張ることにより靭帯が引っ張られるのが原因。お尻の筋肉のストレッチが大切」。確かに給水の時にお尻や太ももの裏を触るとかなり硬くなっています。ちなみに腸頸靭帯とはお尻から膝の外側を通り、ふくらはぎまで達する長い靭帯です。



【その他】
①今回初めて出場した下関海響マラソンですが、素晴らしい大会でした。事前にゼッケン、計測チップ、参加賞などが送られきているので、当日の受付不要でスムーズにスタートできます。
②海沿いを走るこの大会。眺めは最高です。周防灘と響灘の2つの海を楽しめます。ただし、楽しめるのも前半だけのこと。後半はとんでもないアップダウンの繰り返し。かなりタフなコースです。
③やっぱり駅から近い、スタート&フィニッシュ地点が同じっていうのは便利です。この点では地元の福岡マラソンは都心からスタートするものの、フィニッシュ地点がかなり郊外になるために、レース後に帰宅するのが大変。途中で折り返して、福岡ヤフオクドームでフィニッシュみたいなコースなら最高ですが・・。そのためか?年々エントリーの倍率も下がっているらしい。



【・・んで、これから】
①毎度のように、こんな結果になりましたが、大会に出るたびにマラソンが大好きになっていきます。多くのスタッフとボランティア、沿道の応援。他者との競争ではなく、自分との勝負。こりゃ〜やめられないな〜。
②次回は2月の北九州マラソン。親父ランナーがやるべきこともわかったし、走って笑顔でフィニッシュできるように頑張ります。ほんとこんな結果でも、走ることが好きでたまらない自分がちょっと不思議(笑)。


フィニッシュ後はまるで敗戦処理に出てきた投手が試合終了を迎えたような?残念な気持ちばかりでしたが、2日後の今は走りたい気持ちでいっぱいです。ただ、膝の痛みが癒えるまで1週間ほどは大人しくしていようと思っています。


来週の日曜日は「福岡マラソン2016」です。スーパーランナーのMくんが出場。足を痛めてベストコンディションではないようですが、100%の力を出し切って頑張って欲しい。彼ほどのランナーなら自分を抑えて走ることは逆に大変かも。


レース中のランナーの位置を知るための「応援ナビ」というアプリがありますが、娘たちが逐一奥さんにメールで教えてくれたようです。ありがとう。奥さんは未だにガラケーなんで(笑)。



【写真館】
撮影はすべて奥さん。
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ゴール手前でお手上げ〜なポーズ。
奥さんの第一声は「えっ、歩きよると?」(笑)。


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完走のメダルを手にしながら・・。我ながら情けない顔ですね〜。
今年の父の日に次女からもらったお気に入りのウエアー。
この勝負服?を着て笑顔で快走のはずだったのですが・・。
ちなみにこのメダルは3番目の孫娘(10ヶ月)にあげました。
口にくわえて遊んでます。
タンスにはフィニッシャーズ・タオルと参加賞のTシャツがあふれかえってます(笑)。


しっかり走りきって「趣味はマラソンです」と堂々と言えるようになりたい。
今は「健康のために走ってます」というレベルですね。

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今年もフルを走ります!

今年は山口県に遠征します。

昨日、パソコンのメールをチェックしたら「福岡マラソン2016」落選の連絡。
残念ではありますが、ま〜3回連続で当選も難しいだろうと思っていたし、もしかしたら昨年ゴール後に救急搬送されたのも影響したかも?(笑)。
ちなみに、同じく搬送されたお隣の同世代の奥さんも落選でした。

しかし用意周到な私(笑)。こういうこともあろうかと 福岡マラソンの一週間前に開催される「下関海響マラソン2016」にエントリーしていました。
こちらも1万人規模の大きな大会。
自宅から新幹線で行けば、8:30のスタートに間に合うのですが、お腹のゆるい私は朝食&トイレを済ませて余裕を持ってスタートラインに並びたいので、前泊することにしました。

前日に北九州市に入り、ブラブラ遊んでJR小倉駅近くのホテルにお泊まり。翌日はJRで山口県下関市に移動しますが、15分くらいかな。
福岡県北九州市と山口県下関市は関門海峡を隔てたお隣だから、すぐです。
問題は同行する奥さんと前日の小倉の街で飲みすぎないか・・
・・って飲むつもり?(笑)。


今年は10/9に「筑後川マラソン2016」でハーフを走り、11/6に「下関海響マラソン2016」でフルを走ります。
出場する大会も決まったことだし、モチベーションも上がってきそうなものですが、ただいま部屋の温度計は31度。
外はたぶん昨日に続いて猛暑日みたい。
ランニングに行くには危険です(笑)。

今回は・・関係者に迷惑をかけることなく最後まで走りきりたいです。目標タイムはありませんが、ランナーズ誌によると昨年度の全国主要大会の男性全年齢平均タイムが4:37:04。同じく男性57歳の平均タイムが4:39:59。このあたりを目標としようかな。
まずは練習内容の見直しよりも生活態度の見直し(主に酒量^ - ^だけど)で、少しでも体をしぼって、膝の負担を減らすことが先かな。
そんなこんなでグータラなオヤジランナーも重い腰を上げます。


【おまけ】

小2のみーちゃも年長のまーくんもウルトラ元気。
生後6ヶ月のゆうたんもすくすく育ち、寝返りも上手になりました。

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最後の更新

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最後の更新っていっても、ブログをやめるんじゃありませんから(笑)。

オープニングの写真は我が家で長年使い倒されてきたノートパソコン。

最近はキーボードのキーもいくつかなくなり、800円で購入したUSB接続のキーボードをつけて使ってます。

しかし寄る年波には勝てず、最近はうまく動くことができません。

時を同じくして、プリンターも年末の年賀状を途中何度も止まりながらの印刷でした。

購入時にはそれなりの価格だった愛器「IBM think pad」も勇退の時期がきたようです。

このパソコンからの最後の更新になります。

長い間お疲れ様でした。

そんなこんなで、パソコンやデジカメにたまっている大量の写真をネットプリントにアップしたり、こうしてたまったネタをあわてて更新したりと忙しい休日です(笑)。

以下、個人的備忘録なんで、興味のない方(ほとんどの方)はスルーしてくださいませ。

先月のナンタラカンタラ・・




2月19日(金)

久しぶりに奥さんと平日に休みが重なり、陶器の町佐賀県「有田町」へお出かけ。

「雛(ひいな)やきものまつり」が開催中でした。

やっぱりいつもひっそり有田の町。

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右の写真は「世界最大磁器製ひな人形七段飾り」とのこと。

ま~世界最大なんて言われても困るな~、

たぶん磁器でひな人形を作るなんてほかには作ってないだろうし・・。

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このお店で私は焼酎カップ、奥さんはワイン用のカップを購入。

すべて手作りのお店ですが、なかなかオシャレなデザインで、しかも少々お安くなったサービス品があったので、思わず購入。


有田の中心街から離れた山すそにあるカフェ「木もれ陽」。

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桜の季節や紅葉の頃に行くといいでしょうね。

同世代の男性が静かに本を読みながらマッタリされていました。

私たちと入れ替わりに賑やかなオバちゃんたちが来たけど、ゆっくり本を読めたかな?



2月20日(土)

翌日の土曜日は年中のま~くんの発表会。

もちろん私は長い望遠レンズをつけた重いカメラをもって活躍(奮闘?)しました。

いつも腕白なま~くんが主役級の役どころを頑張っていたのにはビックリ。

成長してますね。

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2月21日(日)

今日は北九州マラソン2016です。

北九州市制50周年を記念して始まった新しい大会ですが、今回は3回目となります。

もともとは毎年開催する予定ではなかったそうですが、第1回から大変な人気となり、沿道の応援も熱く、いまでは1万人近くのランナーが参加しています。

ちなみに私は、昨年に引き続き落選でした。

今回の大会には以前同じ職場だったHさんが参加されるのでひとり新幹線に乗って応援に行きました。

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中間地点でまだまだ元気なHさん。

Hさんは私より二つ上の58歳。

しかし日々の練習(1日おきに20キロ。月間300キロ)と類まれな素質のたまもので、3時間10分ほどでゴールされていました。

本人いわく「昨年より7分ぐらい遅くなった。歳ですね~」。

いやいや凄い58歳ですよ!

あと同じ職場から巨漢のG君も参加していましたが、見つけることができず・・

それでもなんとか完走はしたみたいです。

仮装のランナーもいました。

ラガーマンのランナーは地元のテレビ局で取材されたかたですね。

みごと完走されていました。



【ゆ~たんも成長してますよ♪】

年末に生まれた3人目の孫娘、ゆ~たんも、もうじき3ヵ月。

抱っこするのもだいぶ重くなりました。

み~ちゃん(小1)と一緒にお風呂。

ちなみに左側にばーばがいますが、諸般の事情によりカット(笑)。

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【元気もらいました!】

先ほどまで「名古屋ウィメンズマラソン2016」を食い入るようにテレビを観てました。

日本人ふたりによるゴール前のデッドヒートは凄かったですね。

なんたって日本人トップになればオリンピックへの切符獲得ですから。

久しぶりに鳥肌が立ちましたよ。

それと23位に終わった(というか立派な成績)の野口みずきさんのフィニッシュの姿には少々ウルウルとなりました。

オリンピック金メダリストでありながら、最近は故障続きで満足な走りができていませんでしたが、沿道からの応援、すれ違う一般参加のランナー達からの多くの声援に手を振り、まさに「花道を飾るラストラン」。


市民ランナーのはしくれの私は、持病の左ひざ外側の故障と左坐骨の痛みで最近はランニングを控えてます。

さらに先週はインフルエンザまで頂き・・トホホ。

3月27日の小郡ハーフマラソンにエントリーしていましたが、DNS決定です。

来月には近くの市立のスポーツセンターが長い工事期間を経て開館。

新しいトレーニング室を活用して下半身を鍛え、故障を克服したいです。

私、オシャレなスポーツジムはなんとなく居心地が悪いんですよね~(笑)。

お安い公立の施設で「コソレン」するのが性に合います(爆)。


あわててパソコンにたまっていた旧いネタをアップしました。

新しいパソコンや新しいランニングウオッチもすでに配送されてきたのですが、設定とかめんどくさい。

取説よむのもいやだな~。

次回の更新は新しいパソコンからの予定ですが、いつになったら箱を開けるのやら・・。

コウムインな私、年度の替わる今の時期は職場も慌しく、公私共になにか落ち着きません。

と言いながら、コーヒー飲みながらブログ更新していますけどね(汗)。

野口みずきさんに元気もらったから、膝の調子をみながらランニングに行ってきます!

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ご迷惑をおかけしました

昨日開催の福岡マラソン2015。

大変なこととなりました。

多くの方々に迷惑をかけた親父ランナーのあれやこれや(長文)です。

興味のない方はスルーされてくださいませ。



【レース編】

前日の天気予報では午前中は雷雨。

ところが当日は青空も見えて最高の天気。

これがのちのち大変なことに・・・。


8時20分に天神のど真ん中をスタート。

これから長いレースの始まりです。

スタートから10キロ地点に応援に来ていた奥さんに手を上げて・・・。

ぜんぜん余裕。

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ただスタートしてなんとなく調子よくないな~とは思ってました。

それでも、マイペースで行きます。

そんなこんなで中間点(21キロ)の九州大学前を通過。

そのとき突然!左膝外側が痛みだしました。

持病の腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)だ(涙)。

練習後のアイシングは欠かさなかったし、20キロ以上の距離も何度も余裕をもって走ったし、まったく心配していなかったのに・・・。

だましだまし走りますが、痛くて我慢しきれず歩き出します。

マラソンはメンタル競技。足の痛みは、脳がこれ以上危険な運動はやめなさいと指令することが原因であることがあります。脳が騙そうとするんですね。その時は脳に対して痛みを出すな!と命令することが効果的と知っていたので、何度も「痛みを出すな!」と声に出して言いましたが、残念ながら効果なし。

脳が騙してるんじゃなくて、ほんとうに痛いみたい・・。

それからはほとんど歩きでした(涙)。

前半21キロがマラソン。

後半21キロはウォーキングになってしまいました。

25キロ地点あたりからは歩くランナーも増え、今日はみんな辛そうだな~と思ってました。

歩道で倒れ、介護してもらってるランナーがいたり、救急車のサイレンも何度か聞きました。

途中からは風も強くなり、帽子を押さえながら歩いたり、ちょっとだけ走ったりを繰り返し。

左足裏がつりだしたので、もしかしたら水分補給が足りないのかもと思い、多めに給水を取りますが、それもフィニッシュ近くのこと。

トボトボと走ってフィニッシュ。

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フィニッシュ地点で奥さんに撮ってもらった写真ですが、我ながら辛そうです。

右の写真は残念な結果で泣いているポーズなんですが、このあと大変なことに!



【救急搬送編】

写真を撮っている奥さんの前で私は意識を失い、いきなり後ろに倒れてしまったそうです。

救護の方が対応してくれ、救急車で運ばれます。

救急車の中で意識を取り戻しましたが、右上の写真から救急車の中までの記憶はありません。

病院に着くころは落ち着きを取り戻しましたが、同乗の奥さんは相当心配したでしょうね。

それより写真を撮ろうとした旦那が目の前で倒れた時は頭真っ白だったのでは。

後頭部を強く打ったので、CTやレントゲン検査をしましたが、異常なし。

ただ念のためということで、翌日まで病院に泊まることに。

暑かったとはいえ、まさか脱水症状で意識を失い、病院に運ばれるとは・・・。

点滴の管につながれ、ふがいない自分を恨めしく思いながら個室で一夜を過ごします。



【翌日帰宅編】

昨日搬送された時から意識は普通にあったので、頭の小さな傷以外はなんともないまま朝を迎えます。

午前中に再度CTを撮り、昼過ぎに無事に退院。

古民家レストランに寄って昼ごはんを食べ、食材のお店で買い物をして帰宅。

いまこうしてブログ(反省文)を書いています。



【原因究明編】

HPや本でランニングに関する勉強をし、色々な補給食もウエストバックにしのばせ、練習も計画通りに消化しての大会だったのに、散々な結果およびご迷惑をかけたこととなりました。


○予想外の好天気

前日までの天気予報が大ハズレで、好天。それだけならいいのですが、気温もかなりあがりました。福岡市から糸島市に向かって走るのですが、当日の最高気温は福岡市27.5度、糸島市27.9度で11月の気温としては糸島市観測史上最高。平年より8~9度も高い「立冬」だったそうです。これは9月中旬の気温。9月にマラソンしないでしょ!


○水分補給がヘタすぎ

私は汗っかきなのにランニング中の水分補給が苦手です。多く飲みすぎると苦しくなって走れません。水分補給の基本(はやめ、こまめ、すくなめ、)を守り、少しずつ水を取ります。ポカリなどのスポーツ飲料も給水所に用意されていましたが、レース中に甘いのを飲むのが苦手なんです。スポーツタイツの汗のあとが白くなるほどに塩分を出しているのに、水ばかり補給するので、身体の塩分濃度がどんどん下がってしまったようです。4月の「さが桜マラソン」でも水分が足りずに足がつったりしたというのに何してんだか、まったく進歩がない!今回はエネルギー系の補給食ばかりを考えてしまった。前日にスポーツ用品店に行った時に、塩分補給用のスティックがありました。買おうかどうしようかと迷ったけど、ちょっと高かったので買いませんでした。ま~あとの祭りです。


○足の形

私はO脚です。それが原因のひとつで膝の外側が痛くなります。シューズの外側が少し高くなるような中敷や専用のシューズなどを使えばいいのかも。



【お詫び】

大会関係者の方々をはじめ多くの方に大変なご迷惑をおかけしました。この場をかりて深くお詫びいたします。また心配をかけた子供たち、そしてせっかく応援に来てくれたのに大変な1日となった奥さんには頭があがりません。ほんとうにほんとうにご迷惑をおかけしました。ランナー失格のこの日を私は忘れません。



【番外編】

お隣の同年代の奥さんも今回初マラソンとして出場されました。ネットでタイム速報を見ていたら40キロまでの5キロ毎のタイムはあるものの、フィニッシュタイムが表示されていなかった。さきほどうちの奥さんがお花をあげようとお隣の奥さんに声をかけたところ・・・「私も救急車で運ばれた」。エッ!なんでもフィニッシュまであと200m!!のところで倒れたそうです。私と同様、脱水症状だったようです。入院せずに帰宅されたとのこと。


私が入院した病院だけでも11人のランナーが運ばれてきたらしい。ほんとサバイバルレースだったな~。


長女からは「無理しない程度に頑張ってね」、長男からは「お母さん心配かけん程度に頑張って」、次女からは「心配停止じゃなくてよかった。ほどほどにがんばって」のメールをもらった。了解しました。



【でもね~】

私はランナーをやめません。いままで以上に身体のコンディションに気をつかい、ランニングを生涯スポーツとして楽しんでいきます。やっぱり走ることが好きです。

長文失礼しました。

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決戦前夜ふたたび・・・

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いや~久しぶりの更新です。

自分がブログやってたことさえ忘れてました(笑)。

いよいよ明日11月8日(日)は「福岡マラソン2015」。

昨年の第1回大会に続いての出場です。

昨年は大会直前の肉離れにもかかわらず強行出場。

足を引きずりながらの痛々しいフィニッシュ。

今年はなんとか笑顔でフィニッシュしたいです。


昨日の金曜日、奥さんと天神にお出かけして、受付をしてきました。

平日ということもあり、訪れるランナーは少なめでした。

無料でもらった試飲用ノンアルコールビールを飲みながらブラブラし、スタバして帰宅。

本日(土曜)は孫娘の小学校のお祭り(バザー?)にお出かけしたり、まったり過ごす予定。

今日ぐらいは禁酒しようかな・・・。

前日に禁酒したからってマラソンには影響ないでしょうが、ま~気持ちの問題ってことで(笑)。

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1年前の記事(決戦前夜)の写真と比べたら、オヤジからオジイチャンになってますね~。

気持ちは若くてもごまかせない(涙)。

昨年は家族総出の応援でしたが、今年は奥さん1名のみの少数精鋭!(笑)。

長女は法事で、次女は出産が近いし。

それでも沿道の多くの応援を受けながら走ってきます。

職場の若手職員たちが後日「お疲れさま会」をやってくれるそうなんで、それも楽しみに走ります。


当日の天気予報は雨。

気温も高めで、水分補給には気をつけないと。

小心者の私にとってはフルマラソンまでの日々はすごくストレスだった。

やっと解放されるな~(笑)。

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くじ運の使い方

仕事帰りに地下鉄博多駅の宝くじ売り場に寄ります。

封を開けていないジャンボ宝くじ10枚を渡して、当選金の表示画面を食い入るように見つめます。

もし高額当選したら・・・

「うそでしょう~」、「いや~まいったな~」と照れたり

周りの人から握手を求められたら、

「とりあえず欲しいものないから、貯金してゆっくり考えますよ~」

などとちょっと余裕をかましたり・・・。

そんな自分をイメージし、準備万端でしたが、

やっぱり「300円」の表示(笑)。


数日前の福岡マラソン2015の抽選結果の発表日。

自宅のパソコンで検索したら、「当選」。

またまた(昨年の第一回大会に続き)、当選したよとリビングにいた奥さんと次女に言うと、二人ともノー天気に拍手喝采(笑)。

マラソンの当選ほど微妙なものはなく、もちろん嬉しいけど、今年の夏も頑張って走らないといけないな~とか、すごく大きな荷物を背負った気分。

「当たって嬉しい、外れて安心」が本音かも。

ランナーの皆さんは日々のモチベーションを上げるために大会に出るのかな?

ぐうたらな私、落選してたら、夏はほどほどにしか走らないにきまってる。

そんなこんなで、嬉しいようなそうじゃないような、自分でもそこらへんの微妙な気持ちがよくわからない(笑)。

走らない人からみたら、なんでまたお金を使って、きつい練習して、何が楽しいんだか?ってことなんでしょうね。

私もそう思わないでもない(笑)。

これが宝くじで高額当選なら、自分を見失うほどに手放しで喜ぶんでしょうけどね。

テーブルの上の300円を眺めつつ、「当選」にも色々あるな~とあらためて思いました。

もしかして私「くじ運」の使い方間違ってるのかも・・・(笑)。



【オマケ】

昨年一緒に出場したM君は残念ながら落選。

うちの職場では巨漢のG君が当選したらしい。

他の職場の方々も落選したかたが多いみたい。

こんな時は、落選したランナーのぶんまで頑張りますといえばカッコイイのでしょうが、私はそんな「できた人間」じゃないし(笑)。

今年も応援に来てくれる(かな?)家族と、スタッフの皆さん、もちろん自分のために走るつもりです。

昨年は5倍、今年は3.6倍だったかな、よくも当選しました私。

大会まであと128日。

やるしかないです、はい。

福岡マラソン2015

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アイドルに遭遇!

アイドルといってもAKBじゃありませんよ(笑)。

たまたま仕事中に遭遇した私のアイドルは道下美里さんです。

NHKの「アスリートの魂」という番組で初めて道下さんを知ってからのファンです。

まさか本人に会えるなんて・・・ラッキー(笑)。

アスリートの魂


彼女は福岡在住の視覚障害者マラソンの第一人者。

国内レースで参考記録ながら世界記録を出されています。

30歳から走りはじめ、主婦をされながら雨の日も走って月間400km!

144cmの小柄な体のどこにそんなパワーがあるんでしょうか。

この番組では伴走者との挑戦する姿(まさに二人三脚)を興味深く見られますよ。

ランニングされない方にもお薦めの番組です。

私もこの放送を永久保存版にして、ランニングを怠けたくなったらこの番組をみて自分を奮い立たせよう(笑)。


4月のフルマラソン以来ずっと膝やふくらはぎの調子が良くない。

もう歳なんだから、と自分に言い訳しつつのランニングの日々。

自分を誤魔化しているかも。

速く走りたいっていうのは、いくつになってもランナーには必要なこと。

ケガしないように気をつけつつも、もうちょっとガツガツ頑張ってみようかな。

道下さんは今年の「福岡マラソン2015」にゲストランナーとして出場されます。

もし私も出場できたら(6/30に発表)一緒に走れる!

・・・っていうかユルユルなランナーの私は道下さんの背中を一度も見ることはないでしょうけどね(笑)。

「番組、みましたよ。がんばって下さいね」とおもわずお声かけした時に返した頂いた笑顔。

一生忘れないかも。



【再放送があります・・・ぜひ!】

「終わりなき挑戦 視覚障害者ランナー 道下美里」

     ・NHK総合 6/20(土)17:15~

     ・NHK総合 6/24(水)深夜1:30~

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写真は福岡マラソン2015のサイトから



【おまけ】

孫のみーちゃんも4月から小学生。

先日の運動会も頑張ってました。

しかし幼稚園と違って6学年もあると、出番が少ない。

それでもじ~じは、望遠レンズをつけた重いデジカメをかかえて走り回り、ベストショットを撮ろうと必死(笑)。

出番のない時は木陰でずっと読書していたのは内緒ですけど・・・。

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クロスカブでプノンペン

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春の陽気に誘われてプノンペンまでツーリング。

オープニングの写真は母方の本家がある「某田舎」近くの道。

小学生の頃は夏休みのたびに来ては川で遊んだりして楽しかったな~。

その川に行ってみましたが、うっそうとした木々におおわれてしまい、川面がよく見えません。

あの川は私の記憶だけの世界となりました。

カマドでご飯を炊き、ニワトリや牛(農耕用)もいて、もちろん五右衛門風呂。

夜は蚊帳の中で寝て・・。

ある時、小学生?だった私は台所で調理をしていたおばちゃんがニワトリを絞め殺すのを見てしまい・・。

その日の夕食には鶏肉がでましたが食べたのかどうか。

その時の光景や、鶏肉を前にした複雑な気持ちが55歳になった今でもしっかり覚えています。



国道の流れにそって走っているとあちらこちらに春らしいものがいっぱい。

以前の大型バイクだったら、とにかく車が少なくて快走できそうな道を探して走ってましたが、カブだと車について走るのもストレスなくてどこか楽しいですね。
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途中の道の駅「三連水車の里あさくら」でトイレ休憩&孫や我が家用のお土産を購入。

孫には「アップルパイ」、老夫婦には「おからドーナツ」(笑)。

道の駅の隣は広々とした公園と三連水車。

写真の水車は道の駅にある実物大のモニュメント。

本物の三連水車は下流に500mほど行ったところにいくつかありますが、稼動するのは6月~10月頃らしい。
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道の駅をあとにし、しばし快走。

途中の夜明けダムで1枚。

このレトロ?なダムの形が大好きです。
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再び走りだし、目的のプノンペンに到着。

大分県日田市の有名店?「中華さと」です。

もちろんプノンペンラーメンを食べました。

ご主人が「えらい小さなバイクになったね~。でもカワイイね」と。

そうですね~、1150ccから110ccに十分の一ですから。

窓から顔を出してお見送りしていただきました。

今度は自転車できますね!(まだ買っていませんが)。
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さてさてこれからがお楽しみの路地裏探検(笑)。

日田の街は山にかこまれた盆地で、毎年夏になると猛暑日だとか暑いことで有名。

それと江戸時代から続く「商人の街」、幕府の直轄領「天領」として独特な文化が・・・らしい。

私は歴史に疎いので間違ってるかも(笑)。

さらに、地下からくみ上げられる天然活性水素水が「日田天領水」として販売されており、九州大学の某教授が薦めた影響から大ブームとなり、一時は手に入りづらいほどの人気だったことも。今では普通に買えるようですが。



【日田の路地裏色々】

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最後の壁が剥がれた重厚な家。

これを撮影していたら、高齢のおじいちゃんが寄ってきて・・・

「何を撮りようと?」

「いえ、あ~、え~(しどろもどろ)」

「これは私の家だけど」

「失礼しました。旧いものが好きなので、つい撮ってました(汗)」

「何かの取材?」

「いえいえ、ただ好きなだけで・・・。それにしても立派なお宅ですね~」

褒めたとたんに機嫌が良くなって(笑)

「もうね~200年くらいかな~、いや300年だったかな~」

いがいとアバウト(笑)。

それからも少しお話して、怒られることもなく、通報されることもなく車でどこかに行かれた。

そんなに怪しく見えたんでしょうか、私。


川に出て写真を一枚。

つりをしていたおじいちゃんに「何がつれるんですか?」と聞いたけど、

入れ歯のせいか?滑舌が良くないようで聞き取れず・・すみません。

国の重要伝統的建造物保存地域である豆田町に移動します。

おひな祭りの頃は多くの人で賑わいます。
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写真のクランク状の道ですが、侵入者を待ち伏せするためとか、距離感を狂わせるためとか、それなりに理由があるみたいです。


さんざん路地裏を楽しんでから博多へ戻ります。

自宅に着いたらいつものように「フクピカ」でサッサとバイクの手入れをしてカバーをします。

しかし今回のようなツーリングだとカブが大活躍。

狭い道でも自転車感覚でウロウロできますからね~。

大きなバイクだと写真を撮ろうと思っても小回りが利かず、めんどくさくなっちゃいますから。

高速が使えず、それなりに移動に時間がかかりますけど、それでも楽しいかな今の自分には。

この日はけっこう走ったけど(出発する時にオドメーター見ていなかったので何キロ走ったか不明)、1日楽しんでガソリンは2.7ℓしか入りませんでした。

燃費は50km/ℓくらいはいったんじゃないかな?

お財布に優しくて助かります。

今度はどこに行こうかな・・・。

やっぱり大好きな門司の街かな。



【おまけ】

帰宅途中、珍しいバイクを発見。
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これは三輪に改造されたカブのようです。

色々なカスタムがあるんでしょうが、このカブはなんだか凄いことになっちゃってます。

お仕事(配送)とかに使われているのかも。

ナンバーも付いていたし、現役です!

持ち主の方がおられたらぜひお話したかったですが、たぶん私の黄色のクロスカブを見て

「ちゃらいね~」なんて言われるかも(笑)。



【雑記】

11月8日に開催の福岡マラソン2015ですが、エントリー受付初日の4月20日に申し込みました。ホームページを見たら、翌日の21日にはエントリー数が定員の10,000人を超えたらしい!!前回は5倍の倍率をみごとに突破してスタートラインに立つことができましたが、今度はもっと倍率があがるんじゃ・・。出られるかどうかわかりませんが、11月8日を私の「Xデー」にして、練習頑張ろう!出場できなくてももちろん応援に行って大会を盛り上げたいと思ってます。

私はバイクが好きですが、機械としてのバイクそのものよりも、バイクにまつわる話だとか旅の話だとかが特に好き。そういう私にとって偶数月15日に発売の「別冊モーターサイクリスト」は大人な視線で書かれているバイク記事が大好きでした。しかし今月をもって休刊。バイクが売れない時代にバイク雑誌が生き残るっていうのは大変ですね。残念。



【本の備忘録】

有川浩「キャロリング」、原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」、江上剛「50歳からの教養力」、青木雄二「罪と罰 ナニワ人生学」、ジェニファー・L・スコット「フランス人は10着しか服をもたない」、大崎善生「ロストデイズ」、瀧羽麻子「サンティアゴの東 渋谷の西」

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門前払いのフル

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「さが桜マラソン2015」を走ってきました。

タイトルにもあるとおり、散々な結果となりました(涙)。



【前日】

明日の佐賀市内の天気予報は雨(降水確率80%)。

予想最高気温23度。

こりゃ~高温多湿なサバイバルな大会になりそう。

朝起きて、土砂降りだったらやめよう。

モチベーションがあがらぬまま、とりあえず百円ショップでポンチョを購入。



【当日】

5時過ぎに起床。

弱い雨が降っています。

車で佐賀に向かいます。

途中のコンビニでカロリー蓄積のため?どら焼きやゼリー飲料などを買い、食べながら運転して、1時間30分ほどで臨時駐車場に到着。

そこから2.5キロ離れた大会会場まで歩きます。


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いまにも降り出しそうな曇天のスタジアム。

やっぱりポンチョ買ってきて良かった。

隣の大きな体育館で着替えます。

ストレッチしたり、軽くジョグして準備万端。

スタートブロックは後方の「D」。

スタートラインから500mも後ろです。

ここに並んで約40分待たされました。

その間、ゲストの千葉真子さんの甲高い声のお喋りやゲストランナーの君原健治さんのコメントを聞きながらスタートを待ちます。

それと私の前にいた二人の女性ランナーのお喋りがうるさかったこと。

気分がハイなのはわかるけど、まわりのことも考えてね。


そして9時ちょうどにスタート。

いつもの事ながらスタートしてしばらくは渋滞で前に進めません。

佐賀市内を走りますが、ほとんど沿道の応援はありません。

10kmを過ぎ、郊外に出て、田園風景の中を走りますが、やっぱりほとんど応援はありません。

それでも折り返し地点の吉野ヶ里歴史公園では熱い応援をたくさん頂きました。

ただし、この時点で足の違和感が出始め、あとは耐えるだけに・・・。



【走り?歩き?】

ランニングウォッチで5kmごとのラップタイムをとりました。

最初の5kmが5分52秒/km。その後も20キロまでは6分04秒/km、5分54秒/km、6分10秒/kmと予定通りのペース。20kmをちょうど2時間で走ります。

後半タレても4時間30分はいけそうだ!

じゅうぶんに余裕もあり、沿道の景色を楽しみながら走っていました。

ところが、20kmを過ぎて右膝に違和感が出始めると、右足甲に痛み、左足ふくらはぎに痛み(また肉離れ?)、股関節に痛み・・・、急に下半身が「傷みのデパート状態」に(涙)。

ペースを落としますが、それでもうまく走れません。

給水所で足に水をかけたりしながら小さい歩幅で走りますが、30km~35kmは歩いたりストレッチしたりすることも多くなり、7分46秒/kmとなります。

脱水症状?からか足がつりだし、あやうく転倒しかけたことも。

結局、35kmからフィニッシュまでの7kmは延々と歩き続け(歩道を歩く方々よりも遅い歩きで)なんとかスタジアムへ。

最後の100メートルだけは意地のランをみせますが、歩幅は30cmぐらいなヨチヨチ走り(笑)。

ランニングウォッチでのネットタイム(スタートラインからフィニッシュまで)は5時間18分。

トホホ~。


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激戦を終えた多くのランナー達。

みなさん誇らしげに「フィニッシャーズ・タオル」を肩にかけてます。

私ももらいましたが、なんか複雑な気持ち。

体育館に戻っても自分の不甲斐なさにしばらく着替えることができませんでした。




【反省】

やっぱり練習不足はごまかせません。

3月はハーフマラソンに出た他は基本的に10kmのランニングが主体で、長い距離の練習は皆無、。

ハーフまでの距離はなんとかなっても、そこから先は私にとってはなんともならないのが現状。

それと右膝や右足甲(過去にヒビが入ったことも)、左足ふくらはぎ(肉離れ)など55年も生きているとそれなりに故障箇所も増え、そのあたりをなんとかしないと、歩かずにフルをフィニッシュするのは難しいかもしれません。

外的要因としてはこの日は天気予報が見事にはずれ晴天!!

帰宅した時はみごとに日焼けしていました。


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お見苦しい写真ですが(笑)、左のくるぶしの黒い線はランニング用タイツとソックスの間の日焼け。首から上もまっ赤です。

ポンチョよりも日焼け止めのクリームを準備すべきでした。

あとでネットで調べたら、この日の佐賀市内は気温が24度まで上がり、前日の雨の影響で湿度も高かった。

給水所では必ず水分を補給し、時々頭から水をかけてもらいましたが、それでも足がつったりしたのは、水分や塩分の補給が充分でなかったからかな。

30km過ぎて塩飴をもらいましたが、時すでに遅し(笑)。

色々と勉強になることが多すぎた(笑)大会でした。



【本日は・・】

お昼までお休みをもらい、休養中。

歩くのがままならず、余裕をもって出勤しないと。

さらに2~3日後に筋肉痛がくるんですよね(笑)。

明日は友人達と花見です(桜はあるのか?)。

マラソンのことを忘れ、楽しい酒を呑みたいと思ってます。



【大会について】

1989年から始まった歴史ある「さが桜マラソン」。

最初はハーフでしたが、マラソンブームから一昨年フルになりました。前年の第2回大会では公務員ランナーの川内優輝選手が優勝。今回はマラソンの部に約1万人、ファンラン(10km)も含めると1万2千人ものランナーが集まりました。

3000人のボランティアの方々、暑い中ありがとうございました。フィニッシュ前の皆さんの熱い応援の前をトボトボ歩いていくのは少々辛かったです(笑)。

大会運営については評判どおり、素晴らしかったです。前日や当日の受付も不要で、スムーズに参加できました。ただ皆さんもおっしゃるように、この時期はマラソンをするには暑いし、桜はほとんど散っているし・・・、一部では「さが桜ないマラソン」と言われているそうな。もうちょっと早い時期だったら綺麗でしょうね。



【最後に】

やっぱりフルをなめちゃ~いかんということですね。

フルに備えた練習をせずに出場するなんてオヤジには無謀です。

そんなことは走る前からわからんか~!と叱られそうですが、まったくその通り。

筋トレで下半身を鍛え、練習も考えながら、オヤジランナーはまだまだ足掻き続けますよ~!



【内緒】

フィニッシュしてから駐車場までの2.5kmが辛かった(笑)。

でも戦いを終えたランナー達は年齢性別を問わず同じようにトボトボと歩いてましたね。

お疲れ様でした。

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